今週の話 20230131~20230205

今週は前半体調が悪く、後半は持ち直してきた。峠を越えた感覚がある。

早く退職を伝えないといけない。明日伝えよう。これで4/1まではニートできる。

 

今週はタブッキの「イタリア広場」を読んだ。彼の処女作である。

マジックリアリズム的にイタリアの片田舎の親子三代を描いた作品である。

私は途中で挫折した「百年の孤独」だったり、「ペドロ・パラモ」であったりを思い出させるような作品ではある。

この作品、正直タブッキらしくないと個人的には思っている。いや、部分的にはタブッキらしいのだけど。抽象度がまだ低いというか、処女作だけあって、まだ洗練されていない感じがする。

彼の出版した順番に本を読んでいく予定なので、次は「逆さまゲーム」を読む。

 

電車に乗っていたら、席を譲ってもらえるかと若い女性に訪ねられた。彼女はキャリーカートを、しかも大きくて灰色の女性が持たなさそうなものを転がし、背中にもふもふのついたリュックを背負い、大きめのトートバックを肩掛けしていた。

私はイヤホンをしていたので二回ほど尋ね返してしまった。こんなことあるんだなと思った。

席を譲った女性はリュックを棚に置き、トートを膝に抱えて隅の優先席に座り、携帯をいじっていた。地方からきた受験生だったのかもしれない。マスクのせいで正確な年齢はわからなかった。

 

前から思っていたことだが、いい服は高い。仕方がない。

最近はスカジャンを集めている。というか集めていた。

よくある表地がアセテートのものではなく、ナイロン地の堅めのものを選んでいる。長持ちしそうという理由からだ。

古着屋にいって話していたら、アパレル関係者ですかと聞かれて嬉しかった。

いいえ、ニートです。