絶望と戦うということ

今はただ生きている。

流れてくる仕事をこなしながら、いや、こなしてもいない。

仕事の意味を問うて、意味がないものをひたすら切り捨てている。

虚無である。絶望が襲ってくる。

一日の半分は寝ていて、起きているときに虚無を切り捨てている。

いつまでこの生活を続ければいいのだろう。絶望しかない。

絶望と戦うことが私の仕事になっている気がする。

夜明け前の海の暗さならいいが、これは夕闇なのかもしれない。

もしそうだとすれば私はまだしばらくこの暗さの中を生きないといけない。