20230207の日記

今日も体調はまずまず。5段階で2ぐらいであった。

 

午後に起き、フリース欲を満たすために、古着屋に行き服を掘っていた。

メンズコーナーにはめぼしいものがなかったが、レディースコーナーで3点ほどよい服を見つける。

ノースフェイスの白いフリースと、真っ赤なフリースのスタジャン、Eddie Bauerのウールと化繊混紡の黒いハイネックブルゾン。特にブルゾンはサイドにジップ付きのスリットがあり、全体に裏地もついていてかなりよい。長く着ていきたい一着が手に入った。

レディース扱いなので少し値段が安く、良い買い物ができた。

状態は様々で種類も分別されていない雑多な古着屋でまさに服に埋もれる形で掘り進んでいくのは楽しい。

 

その後、喫茶店に入る。何か試験の採点をしている女性が右に二人おり、左には呟きながら足踏みをするおじさんがいる。

女性の方はどうやら受験生らしく、予備校の予想合格点の話をしている。タバコが灰皿に積み重なっているので、浪人生だろうか。

片方の女子はハーフの顔立ちをしていて、スペイン語の点数で合格できそうだと言っていた。

机の上にはセンター試験っぽい紙がある。今さら採点してるのはやばくないか心配になる。不良女子高生なのだとしたら、試験を受けているだけ偉い。

 

茶店でタブッキの「逆さまゲーム」を読み始めた。なんというかあまり進まなかった。喫茶店を出てブックオフで10冊の本を購入する。その中の一冊、「圏論の道案内」をぱらぱらとめくる。何となく意味が分かり、すらすらと読める。

小説は時間がかかるのに、数学書は読むのに時間がかからないのは不思議だ。後者は拾い読みができる。前者はできない。また、後者は自分の中で世界像があり、それに引きつけて概念を理解することができる。前者、小説を読むときも自分の空想の中で読んでいるはずだが、その映像化に時間がかかっている感じがする。別の読み方ができるようになりたいが、それがどんなものかはわからない。