眠れない。生活リズムを整えようとするも、1日では上手くいかないものだ。
ジャンケレヴィッチの紹介本を読んでいる。
内容がふんわりしていてわからん。ふんわりというか、主張らしい主張があるのではなく、ぐるぐると核心の周りを回って接近する、穴に流れ込む渦のような形をとっているからだ。
眠れないのならホットミルクでも作れば良かった。
そういえば、ジャンケレヴィッチの本を読んでいて思ったのだが、この言葉の仕方は社会人で求められる言語化とはまったく異なるものだなと思った。
私は自分自身を言語化するのがとても苦手だが、渦のような言葉にすることならまだできる。
~~ではないが、~~のようなもので、と接近していく。自己はそういうものだと私自身が思っている節がある。
外的な現象、特にコード化されたものならば言語化は容易である。コードの組み紐を一つ一つ解けばよい。たが、自己は穴であり、落ちずに周りを彷徨くことしかできない。
反対に自己の言語化が上手な人はコード化が上手な人なのだと思う。自分を何かの体系内の記号に照らして考えるのである。
私はそれが苦手だ。