やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法①~WEBテ・自己分析(の途中まで)編~

はい。お久しぶりです。

就活終わったので体験記でも書くかと思って筆を執った次第です。

私個人の話を特定を避けつつ細かく書いても、あんまわかりづらいので、なるべく一般化した形で話をしていこうと思います。

その方がもしかすると人の役に立つかもしれないですし……。

 

ということで、

「やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法」

みたいなテーマでやっていきますよー。

 

0.1:就活のそもそもQ&A

まず、就活を始める前にだいたいの人が抱くであろう疑問について簡単に触れていきます。ついでに本エントリーの対象とかにも触れる予定。

 

●就活は茶番?

はい。そこそこ茶番です。ただ茶番度の上げ下げは任意にできます。大手とかに大量エントリーすると茶番度は跳ね上がります。

今回話していくのは「茶番を避ける就活の仕方」についてです。

「茶番を乗り越える方法」については

syakkin-dama.hatenablog.com

ここに詳しいです(たぶん。私は茶番してないから予想にすぎないけど)。あとESの書き方の基本がわかりやすい。ちらちら今後も参照するかも。下手に就活本買うよりいいと思われ。

 

●就活の流れってどんな?

(インターン→)説明会→プレエントリー→ES提出・WEBテ→ES通過発表→(本選考ES→)→一次面接→二次面接→……→最終面接→内定

 みたいな感じが基本です。グルディス(GD)はだいたい一次面接に来ますね。総面接回数は3~4が相場。

インターンとか一応入れておいたけど、やりたいことがない人は行かないと思うので省いて書く予定。

 

●私たちのやるべきことの流れは?

上の流れはだいたいみなさんご存知ですよね。たぶんこっちを知りたいはずなんだろうけど、「人によりけり」が答えになってしまいます。一応は

WEBテ対策(並行して説明会)自己分析(1)企業研究(1)ES自己分析(2)企業研究(2)面接

みたいな感じ。自己分析と企業研究に(1)と(2)がありますが、やるべきこと・できること・目的がそれぞれ違うので。これも後で詳しく述べます。(カラフルにしたら見づらいですね。以後気をつけます)

 

●やりたいことがなくても就活できますか?

できます。論理性で面接官を殴れば勝手に二次までは通る。三次以降は少々キツイので、茶番(演技)が微量に必要な場合も出てくる。

 

●面接が苦手なのですが、大丈夫でしょうか。

論理性と殺意をもって臨めば大丈夫です。論理性はどこででも最強。ESでも使えます。グルディスもたぶん同様。

 

●学歴フィルターはありますか?

あります。でも諸条件をクリアでき、かつ、運が良ければいけることもあります。(私は就活中にMARCH・関関同立未満の偏差値の方には出会いませんでしたが、学部によって偏差値は違うので、フィルターはそこそこ曖昧なはず)

 

●院生・理系学部生は強いですか?

基本的に強い。理由は論理的に話を組み立てられる訓練を受けてきてるから。加えて学歴・理系フィルターが発動する。(理科大の人とか見かけたけど、なんであそこはなめられ気味なのかわからない。あそこは結構ゴリゴリ教育してるから企業戦士向きで、それを知ってる会社は採りたがるはず。という愚痴)

 

●お前の就活はどうだったんだよ

エントリー11社(内定2、選考途中辞退4、選考落ち3、ES・WEBテ落ち1、ボスコン落ち1)。4月中に就活終了。

 

こんなもんですかね。では本題に入っていきましょうか。

ひとまずは記事の目的と対象をまとめておきます。

 

0.2:本記事の目的と対象

目的:やりたいことが特にない学生が楽して、効率よく(茶番を回避して)就活を終える方法を示す

対象:やりたいことがない学生(主に文系学部生。私も一応文系)

 

目的のところで注意しておきたいのは「茶番を回避する=大手に大量エントリーはしない」というところです。

 

にした流れ図もどきにそって説明していこうかなと思います。

今回はWEBテ対策と自己分析まで。(希望的観測)

 

1:WEBテ対策

説明会行きながらWEBテ対策ってどういうことよって思うかもしれませんが、ぶっちゃけその段階(3/1~)から始めるのは遅いです。特に文系の人は。2月から始めてください、と本心では言いたい。

だけれども、効率よく就活を終えるってのが目的にあるので、3月からでもなんとかなる方法を教えましょう。

数学だけやれ

はい。これで終わりです。だいたいエントリー期限が早いとこ(ベンチャー外資)でも3月の下旬ですから、数学だけゴリゴリやれば間に合います。

ちょっとだけ茶番するにしても、3月からでもたぶん間に合います。なぜならば、エントリー期限がだいたい4月の半ば以降だからです。

 

●数学ができないんですが><

やれ、としか言えませんが、受けるテストによってそれぞれの数学について対策法がありますので、紹介しておきましょう。

まずは種類です。よく使われるテストは3つです。

SPI(テストセンター受験)

玉手箱(自宅受験)

TG-WEB(自宅受験)

自宅受験の二つに関しては秘儀・答えを見ながら友達と解く、というものが存在しますが個人的にはお勧めしないです。(理由は個人的なもので、対策してれば通るものに白旗上げる人間はどうかと思うから)

 

では対策法

SPI

問題のレベルは中学受験レベル。あなたは大学生です。できないとまずいレベルです、基本的には。今できなくても量をこなせばできるようになる系(パターン覚えゲー兼慣れゲー)なので物量で勝負です。

ただ、TG-WEBで出る推論問題とかいうのが出ることもあるので、これは特別な対策が必要かもしれません。

 

玉手箱

タイプが二つありますが、頻出する図表の読み取り問題について述べます。

図表から割合などを求める問題です。これは電卓を使ってよいものになってます。

何を見ているのかというと、単純な処理能力です(つまりは慣れゲー)。なら誰でもできるよねって思ってしまいがちですが、時間内に完答してノーミスはほぼ不可能です(時たま化け物がいる)。また、そこまでの処理スピードに持っていくために練習を積むのは、就活を効率よく終わらせるという観点からすると、なしです。コスパが悪い。

ではどうするか。

実はこの試験、完答がきついことからわかるように、ボーダーが7割程度になっているのです(体感)。なので、時間内に8割解ききって、誤答がほとんどないようにするということを目指せばクリアできます。(私はこの方法で突破率100%です)

まれに、ボーダーがクソみたいに高いとこもありますが、それはまあ、頑張ってください。普通の企業は高くてボーダー7割です。(低くて5割くらいかな)

 

TG-WEB

悪名高き推論問題がでます。これもじつは覚えゲー8割です、頭の柔らかさ2割。これには最適な本があります。

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Do it!

この本に加えてTG-WEBの参考書も一冊ちょちょいとやれば8割は取れます。見たことないタイプの問題が出たら、一問にかけられる所要時間めいいっぱいかけて考えて、それでもできなかったら適当にクリックして次に行きましょう。

なぜ8割は取れると言えるのかというと、パターンがSPIよりも限られているからです。覚えゲー。別の会社のWEBテで前に見た問題が出るとかザラ。やれ、覚えろ。体に染み込ませるんだ。

TG-WEBのボーダーわかりません。たぶん6~7割くらい。

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

●なんで数学だけでいいんですか?

これは私の実体験なのですが、某外資企業を受けた際に、英語3割、数学満点で通りました(TG-WEBで、国語もありましたが、並のはず)。「外資なのに英語3割とは??????」って気分になりました。たぶん主に数学しか見られてねえのですよ。

また、国語(文章読解)に関しては文系対象にしてるから問題ないでしょって思ってるのもあります。読むスピードを上げるためにチョロっとやるのは必要ですが。

恐らく文章読解問題は、「あってたら1点。その他選択肢を選ぶと0点」という採点ではありません。理由としては非常に短い文章と設問では解釈が定まりにくいためですなので、選択肢がa~dとあった場合、「aは2点、bは1点、cは0点、dは-1点」のように傾斜配点されてると思います。この場合、dを選ぶやつは人としてヤバい、みたいな問題になってるはずです。

 

●SPIの国語って熟語とかでるんですよね?やんなくていいの?

不安なら移動時間とかにちまちまやりましょう。文系なら語彙力はそこそこあるはずですが、万全を期すのはいいことです。

あと、玉手箱とTG-WEBは読解問題しかありません(記憶が正しければ)

 

●数学やり終えたら何やればいいの?

SPIなら構造把握。これもおそらく傾斜配点。というか、これは数学と並行してやってほしいレベルだけど、参考書が一冊しかないので特にやりようがない世界線です。

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●ボーダーとか気にする理由は?

効率よく(以下略)のためにはボーダーを越えさえすればいいので意識しています。基本的にWEBテは足切りのためのテストですので、ボーダー越えてれば特に問題ない。取れてるに越したことはないけど。

余談ですが、基本的に能力検査はWEBテと一次面接です。後者は足切りのためじゃない場合もあるのでちゃんとやりましょう(だいたい論理性を見てる。論理性つよい)

 

●SPIのボーダーは?

ボスコンを受けろ、以上。

というのは冗談ですが、正直に言えばよくわからないというのが私の現状です。ただ熟語ガバガバでも数学良ければボスコン以外は通ります(商社は出してないから知りません)。これどうやら偏差値?で云々してるらしいですよ。気になる人はググって。

問題自体は構造把握以外簡単なので「気持ち8・9割とれたかな?」を目指しましょう。その場合、結果はだいたい7・8割に収束してるのでボーダーは越えてるはず。

 

●英語は?

ごめんなさい。3割です。でも数学ができれば通ります。SPIで英語使うところはたぶん英語できないと落とされますので、勉強してください。センター英語の問題集とか結構役に立つらしいです。

 

●理系はどうすればいい?

やることはあまり変わりませんが、数学でちょっと楽できる分を他に回してください。(ES書くと、説明会行くとか、国語やるとか)

 

●お前はそれで成果を出せたのかよ。

9/11通過です(ES込)。手を抜いて8割打者なら上出来でしょう。

 

 

長くなりましたがWEBテ対策終わり。まとめると

・数学をやれ

・ボーダーを越えればいい。満点を取る必要はない。

覚えゲー・慣れゲー

・数学をやれ

・構造把握もやっとくといいよ

 

では次

 

2:自己分析(1)

巷では就活キーワードで

「深堀り」「就活の軸」

みたいな言葉が使われてますが、これらに関係あるのが自己分析です。(「軸でケツを深堀りでもしとけ」とか思う人は茶番に向いてないです)

 

●そもそも自己分析って何?

ざっくり言うと自分を客観視しろってこと。

 

●客観視できても意味なくない?就活でどう活きるのさ?

意味もなく客観視しようとしてるから意味がないものになる。その結果、活きない。

つまりはちゃんと目的をもって(意味づけをして)自分を客観視しましょうってこと。

 

●どうやってやるの?

目的による。

カラフルな流れ図で、自己分析に(1)と(2)がありましたが、それらは目的が違います。だから分けました。(1)の目的は業界を絞るため・ESを埋めるためです。で、そのあとにくる(2)は面接用です。ただ、(1)は(2)の下地になることを注意しておきます。(ここらへんはたしか貼ったブログにも書かれてたはず)

 

●業界絞るために自己分析?

やりたいことがない人間の大半はやりたいことがないという理由から、大手に大量エントリーして、茶番で死にます。それを避けることが目的なので、業界はまず絞らないといけないですよね。

で、やりたいことがない、いわゆる「就活の軸」がない状態にあるわけですから、やりたいこと以外の側面から自分を客観視しないといけません。やりたいこと以外のことってぱっと思い浮かびにくいじゃないですか。だから自己分析が必要。(たとえば車が好きな人はそれだけで軸として通用し、自動車業界や関連産業に絞れるでしょう)

 

●ほかの側面って何?

いろいろあると思う。私が用いたのは「自分のできること」で分析するやり方です。

「できること」→「向いてること」or「適性のあること」となり軸として使えるから、というのが理由。(「やりたくないこと」「できないこと」の余事象から業界を絞るとたいてい茶番化する。絞りが甘くなるから)

 

●分析ってどうやるの?

これについて話すと6000字超えるので次回。

 

長くなったので一旦終わり!!

たぶん続きます。