20230326の日記 ーリビドーー

小説を7割くらい書き上げ、修正にかかっている。

すばる文学賞に出す予定で、目標は一次審査突破である。

書いていて思ったのが、自分の書きたかった作品になっているのか?ということだった。

登場人物の心情に引きずられて、自分のリビドーがすり減っていいるのを感じた。

いい話を書きたいという思いはあるものの、これは自分の話ではないような気がしてしまう。

売れる小説を書くには当然、キャラクターの面白さだったり、事件性だったり、構成の妙だったり、そういうのが必要なのだと思うが、自分のリビドーを脇に置いて書きすぎていた気がしなくもない。

そのバランスをとることが今後の目標の一つになりそうだ。

なんでこんなことが起きたのかを考えてみる。案外答えは明白で、テーマ設定が希薄なせいだった。私のリビドーがテーマ設定にうまく反映できていなかったり、言語化できておらずに薄められた状態で底に置かれていたり、というのが起きていることである。

 

あと4日でそれを修正できる自信はないが、頑張ってみようと思う