やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法③~閑話休題・一般的な問題解決法について~

こんばんは。

前回のエントリー

t.co

を書いた後に、思ったことがあったので、今回は一旦流れをぶった切ります。

何を思ったのかというと、初回の冒頭に書いていた「一般化した形」での話になってないなということでした。

すごく個別的な話をしてしまっている。

理由は、一般化された話だと小難しくなってしまうと思ったから、です。

でも一般化された話の方が明らかにこの就活法の意図が分かりやすい(小難しい話をうまく伝えられれば)ですし、分量も短くてすむんですよね。

ということで小難しい話をしていきます。

 

$1:問題解決の一般的方法について

私たちが問題を解決するとき、何かを処理するとき、どのようなことをいつもやっているのでしょうか、という疑問から出発します。いきなり小難しいです。

就活自体も学生側から見ると「いかにして内定を得るか」という問題です。この問題に一般的な問題解決手法を適用すればよい、と考えるのはちっともおかしなことじゃないですよね。なので、スタート地点は「私たちはいつもどのようにして問題を解決しているのか」です。

 

いろんな問題がありますが次の計算を考えてみましょう。

「35+4×2=?」

43と即答できるかもしれませんが、自分が掛け算を習いたての時はどう考えていたでしょうか?

①掛け算から先に計算しないといけないから、4×2=8

②35+X=?が与式で、X=4×2なので、与式は35+8=?

③足し算して35+4×2(=35+8)=43

みたいな感じでしょう。

ここからわかるのは足し算掛け算を分けて考えている。つまり、問題自体を細かく分けているということ。また、分けた問題を順に解いている段階を踏んでいるということです。

 

では次の問題を考えてみましょう。

「友達と喧嘩した。仲直りするにはどうすればいいか」

これは数学みたいに問題を分けられるのでしょうか。

分けられます。「喧嘩」と「仲直り」です。喧嘩=仲が悪くなった→仲直りしたいということです。

仲が悪くなったのをもとに直せばいいので、仲が悪くなった原因、つまりケンカの原因を考えてみるのです。

「ああ、アイツの大事にしてたプラモの腕折っちゃったからか」

「折った後に素直に謝れなかったな」

「おまけに、『プラモとか接着剤でくっつくじゃん、そんな落ち込むことないだろ』なんて無神経なこと言っちゃったなぁ」

とか出てくる。これらを解決すればいいのです。一個一個解決するとしたら上から順に順に、

・プラモを買い直して一緒に作ることを提案する。

・壊してしまったことをちゃんと謝る。

・「大事なものは大事だよね」と自分の発言を撤回する。

個別にはこのような感じで、あとは実際に行動する順番を並び替えて行えばいいのです。(こうやって説明すると私が無神経な人みたいだ…)

 

こっちもちゃんと問題を細分化し、段階を踏んで解決しているのです。

 

まとめ

私たちはどうやら問題を細分化して、段階を踏んで解決しているらしい。

 

$2:「いかにして内定を得るか」という問いの分解

先ほどの友人関係の例を元に、「内定」問題を考えてみましょう。

まずは問題の細分化。

たとえば、「学生」と「企業」の問題として分けることができます。学生が内定を得るには、企業が内定を出す必要があります。つまり、いい学生がいる→企業がその学生に内定を出す、ということです。

では企業が内定を出す学生とはどんな学生でしょうか。

企業が求める条件をクリアしている学生です。「企業が学生に求める条件とは何か」という新しい問題が出てきました。これが分かれば、その条件の対策を立てやすくなって、内定に繋がります。

条件についてはよく言われるやつです。

a.基礎学力

b.業界共通の能力適性

c.企業特有の能力適性

d.一般的な人間性

e.企業特有の人物像

f.企業特有の意志

こんな感じです。これらを一個一個クリアしていけば内定です。

 

ここで、これらをどのように企業がチェックするかを考えてみましょう。合理的に行うために、彼らも段階を踏んで行っているのかもしれません。彼らにとっての問題は「いかに自分たちにとって優秀な学生を入社させるか」です。

実際にaはWEBテ、b,cはES・一次審査、d,e,fは二次以降で見ているわけです。なんで段階を踏むのかは、一回ですべての条件を見ようとすると混乱しますし、時間も半日以上かかってしまい、労力がかかるからです。(1,2日でやる企業もあります。よっぽど基準がしっかりしていないとできないことです)

 

二次以降が複数回になる理由も、会社にはいろいろな人間がおり、現場に近い人間はb,c,dを見極めやすく、経営陣に近い人間は長く会社にいるのでd,e,fを見極めやすいからです。(ほかの理由もあるでしょう)

企業側も一般的な問題解決手法にある程度のっとってやってるわけです。

 

$3:「やりたいことが特にない大学生が茶番を避けて、楽して内定を得るにはどうすればよいか」

ここでようやく記事の本題です。

先に分けた条件をもうちょっとまとめて書きます。

1:基礎学力

2:(基礎学力ではない)能力

3:人物像

4:意志(その企業で仕事を続けられるか)

こんな感じです。

私が使う意味ではなく、一般的に就活生が茶番という言葉を使うシーンを想像してみましょう。

 

「めっちゃいきたくて、志望動機とか詰めまくったのに、ES・WEBテで落ちたんだけど。マジ茶番だわー」

これは1か2が条件を満たしてないことは明らかです。3や4もあり得ますが、ESで主に見られているのは論理性です。

なぜ3か4で落とされることはないかを説明しましょう。

3に関しては短い文章じゃわかりにくいし、実際会ってみないと判断しにくいからです。4は意志が思いつきでないかどうかを判断するわけで、そのためにいわゆる「深堀り」というものがあるのですが、これは論理的に話を組み立てていれば引っかかりません。3か4で落とされたのならば、よっぽど人格が業界に向いていないか、「めっちゃいきたく」はなかったかでしょう。

 

「最終まで行ったのに落ちたのマジありえん。ホンマ茶番やわ」

1と2はゴリゴリクリアしてます。3か4ですね。最終なので4です。現場の人間が3を主に見ます(だってその学生といっしょに働くのは彼らですから)。4は細かいわけ方のe,fに当たります。そういうことです。「この子はうちに来ても続かないだろうし、続けてもきついだけだろうな。だってうちに合わないんだもん」って判断です。

 

私の茶番の用法なら

「結局、そこの企業の人っぽい演技をすればいいわけでしょ。自分を抑えてそんなことやるなんて茶番じゃない?」

これは3と4についての話です。

 

基本的には3と4は茶番しないといけません。なぜでしょうか。

「入りたい企業に自分を合わせる」という意識でやってるからです。

そうではなく「自分に入る能力が十分にある企業を受ける」という意識でやってみましょう。

「やりたいこと」ではなく、「できること」を軸に添えるのです。

 

$4:「できること」就活について

そんな簡単に言うけど、それやるとどういうメリットがあるの?という質問が飛んでくるでしょう。

茶番を回避、つまり3と4の茶番化を回避できるのか?ってところが問題です。

3と4を細かいわけ方に直すと、d,e,fがそれに当たります。

先に述べたことですが、fは「深堀り」に耐えられるかどうかです。前回記事でひたすら分析しろと言ってましたが、深堀りに耐えるためなのです。そして、最終的なオチは、「この能力を活かしたいからです」「この能力を用いて○○をしてる時は本当に楽しいんです」と、具体例と合わせて話せば深堀りが終わるわけです。

残る、d,eは茶番になる可能性はありますが、dが茶番になる人は少ないでしょうし、eだけが基本的には残るようになってるのです。

 

$5:企業分析の肝

私はまだ、企業研究(2)について書いていませんが、書く予定の内容の一つは、「社員さまたちの人物像を探れ」です。つまりはeだけは最悪、茶番しろということでもありますし、そこで茶番する必要のない企業と出会えれば、そこであなたは苦労なく働けます。そういった企業を複数見つけることができれば、選ぶこともできるわけです。

ここは正直、運です。縁と言ってもいいかもしれません。

これ以外の運用素は面接日のコンディションくらいなもんで、あらかた消してあります。

そこまでとがってない企業もありますのでそこでもいいわけです。

ここで、企業研究(1)で、「自分が譲れないものを基準にしている」ことが生きてきます。どの企業を選んでも、そこまで苦しむことがないのです。

また、能力を最初の軸に持ってくることで、上の条件2.業種別能力はクリアできてます。(1はちゃんと勉強してください)

だから(そこそこ)効率が良いと私は言っているのです。

 

$6:まとめ、最初の話に戻る

一旦、問題解決の一般的な手法を思い出してみましょう。

私は例を扱う時に、問題細分化の切り口と段階を踏む順番は特に指定していません。これらは任意です。つまりいろんなやり方があります。

しかし、「やりたいこと」を軸に添えて就活を始めると1→2→3→4と順番にやって、しかも個別にやることになりますが、「できること」からだと1→2と4→3となります。(これは私たちが条件を処理する順番であって、企業側がチェックする順番ではない)。

問題を細分化して、段階を踏めとか言ってたくせに問題をいっしょくたにして同じ段階で処理するのかよって思ったかもしれません。

それでは、私たちが

「35+4×2=?」

を解くときはどうしてますか?

②と③のステップは一緒にやっているはずです。段階を減らす、問題を再統合するのは決して悪いことではありません。

仲直りの話も同様です。

「やりたいこと」という学生の切り口自体が、就活を非効率化し、茶番化させているのではないでしょうか?

そして、「できること」という切り口よりもいいものは存在するでしょうから、自分で探すのも悪くないと思います。そういうゲームだと思って就活を楽しめるようになるのなら、それはそれでアリです。

 

以上です。

(他にもマインドセットを変えたりだとかいろいろ楽しめますが、一番大きいのは「企業も学生を選べるし、学生も企業を選べる」ということを忘れないことです)

 

ではまた次回。

やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法②~自己分析・業界研究編~

こんばんは。

この前のエントリー

やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法①~WEBテ・自己分析(の途中まで)編~ - 間のページ

の続きを書き始める前に、ちょっと補足しときます。

 

茶番って結局なんなの?

ちゃんと、でもざっくり言うなら茶番=演技することです。なんで大手に大量エントリーすることが茶番になる、もしくは茶番につながるかの説明は、先取りになってしまうのですが、

受かるためには企業の求める人物像に自分が合っていないといけない」ので、

「それに合わせて演技する必要性が出てくる」のです。

 

●企業の求める人物像ってどこも同じじゃないの?

共通点もあります。例えば、前向き・明るい・謙虚などなど。でも業界・企業ごとに求めるものも存在します。例えばクリエイティブ系なら奇抜さとか。(銀行が奇抜さを求めるかというとそうではないですよね。奇抜な銀行職員とか人の貯金でFXしてそう)

で、その人物像に当てはまるかどうかは二次面接以降に見られます。(本当は面接や企業研究の話の時に説明する予定でした)

 

●いっぱい企業受ける分、その数だけ演技しないといけなくなるってことですか?

おおむねその通りです。しかし、採用人数が糞みたいに多くて、そこそこ優秀な新卒を兵隊として集めたいだけの企業の場合は特別な人物像を求めることはないかと(どうせ辞めてくし)

 

●中小を大量にエントリーしても茶番じゃね?

その通りですね。そんな人見たことないですけど。

 

●どのみち演技しないといけなくね?

多少は。運が良ければ演技しなくて済む。(私はそうでした)

 

補足はこんな感じです。では自己分析の続きから。

 

2:自己分析(1)

●分析ってどうやるの?

これは非常に難しい質問ですね。例えば自分の能力について分析するとしましょう。

よくいる就活生。

「私は発想力があります。この発想力を活かして、御社の業務に新しい風を吹かせていきたいと思います」

いや、こんな就活生いないんですけど、これは一目でヤバいと気づくやつですね。

「私は発想力があります。人にはよくあだ名をつけるのがうまいと言われます。今まで私が付けたあだ名は数知れず、しかもそのほとんどが定着しています。この発想力を活かして、御社の業務に新しい風を吹かせていきたいと思います」

これくらいならいます。読んで思うのは、

お前の発想力ってあだ名つける能力のことなの?

ですよね。おもむろに面接官が裏紙に絵を描いて、「この猫の名前、今ここでつけてよ」とか言われても仕方がないやつです。(コピーライター志望ならありなのかな…)

あだ名をつける能力も確かに発想力の一つですが、何故それが得意なのかを考えてみましょう。例えば

・物事の特徴を捉えることに優れ、かつ、それを知識(語彙)に結び付けることができる

・人を不快にさせないセンスがある

みたいな感じでしょうか。一つ目はすごく能力っぽい。強そう。

 

私は物事の特徴・本質を捉え、それを知識に結び付けることができます。例えばですが、あだ名をつけることが得意です。私が付けたあだ名はほとんど定着しています。この能力は人との関係を良くしていくことだけに有用なのではなく、仕事の場面では問題の本質を捉え、知識の中から解決方法を探り当てることに活かせます

 

みたいな感じだとまだまだだけど、入り口に行きつけた感じ。人の特徴と問題の本質はけっこうまだ遠いですからね。(あだ名の具体例とか入れなくていいのかって?私自身は下手なので具体例を思いつかなかっただけですよ)

具体的にこの能力を生かした体験とあだ名の話を入れ替えてやればいいものになりそうです。

で、分析の話ですが、体験の具体例にこだわるのではなく、能力自体を具体化していくことが重要なんです。(具体化といっても、能力自体の抽象度は上がる場合もある。あだ名付けのつぎなんて抽象的だし)

今の具体例の流れとしては

発想力→あだ名付け能力→本質を捉えて知識に結び付ける能力

ってことですね。

最後の発言の例の末尾は「この能力を活かして御社では~」じゃないですが、この文言は特につける必要ないです。というかこれつけてるのにどう活かすかガバガバな人とか見る。

他によく聞く自分の強みとかは

「視野が広い」ってやつですね。フクロウかよ。

面接官に「視野って何?」って聞かれて答えるには上と同じように分析しておかないといけないです。(実際に聞かれて言葉に詰まってる子を見たことがある)

 

●なんとなくはわかったけど、できない。

たぶんそういう人は頭の中で「ぶんせき~ぶんせき~」って唱えてう~んってなってるんだと思います。ここでお勧めするのは

手を動かすことですね。

「視野が広い」と思うのなら、短い文章でそれに関連する体験を複数個書き出し、それらに共通する点を見つける(自分は反対側の立場に立って見ることができるから視野が広がってるんだな~とか)のがよろし。

ほかの能力をいっぱい書き出してみて、「実はこれとこれ、視野の広さにつながりあることね?」みたいになのもアリ。

 

●何個くらい能力出せればいいの?

5以上が理想(なんとなく)。多ければ多いほどいいけど。ちゃんと具体的なものにするのを忘れずに。あと体験もセットでね。

 

●性格は能力に入りますか?

たとえば「明るい性格」だけだと能力じゃないけど、「(自分が明るさを保つことで)他人を明るくすることができる」なら能力です。そうなると、おそらく落ち込んでる人を不快にさせない、ただ明るいだけじゃない何かがあるはず(距離感の取り方のうまさとか、他人のストレスを発散させるのが上手いとか。これらもまだまだ分析できる)

 

●好み(興味)とかは分析しちゃダメ?

前回述べたように、自己分析は業界を絞るため・ESを埋めるためにやるので、それに繋がるのならばあり。自分ではやりたいことなんてないと思ってたけど、自己分析してる最中にみつかっちゃった!」パターンでになる可能性が出ます。そのパターンにはまると就活はだいぶ楽になります。その好み・興味を軸に業界を選びましょう。

 

●やりたいこと見つからなかったんですが……

大丈夫です。私もそうです。

 

●自分の能力の分析終わったけど、この後どうすんの?

そっからが本番。その能力が求められる業界を探せ

 

ってことで次に行きます。

 

3:企業研究(と業界研究)(1)

業界研究を書くの忘れてましたね。業界研究が先です

 

3.1:業界研究

これは業界を絞るために、自己分析(1)と一緒になって効果を発揮します。

 

●どうすんの?

業界を絞るためには、一般的な意味での業界研究(業界構造を調べる)は必要ないので、各業界の業界研究本の「求められる能力」のところを立ち読みしてくらはい。

そんで、ちょっと絞れたら、それらの業界の説明会に行きましょう。

 

●説明会はどういうのがいい?

タイムテーブルがあるだろうから、そこに「業界の説明」があるところがいい。

 

●一社だけでいい?

5弱でオッケーです(私は4社でした)。それくらい受けると、「こいつら同じ話ばっかりするな」って思うようになってくる。「どこも同じ能力・人物像求めてんな」とも思うようになる。

 

●能力適正のある業界が見つからない

分析やり直すか、業界の下調べしなおすかどちらか。それか準茶番ゲーです。

 

●能力がない。

そんなことはないです。人間何かしら必ずあるので、必死こいて探しましょう。手を動かせ

人に聞くのもいいですよ。

 

●聞く人がいない。

茶番ゲーしましょう。ごめんなさい。

 

●大手の説明会の方がいい?

特に指定はないです。でも、年収ある程度欲しいな、業界絞れてこの業界行きたいなとか思ったなら、大手の説明会は企業研究(2)にとっておくのもあり、これには理由がありますが、後程。

 

●質問コーナーで質問した方がいい?

気になることがあるなら。求める能力・人物像について聞ける質問をするといい。大手の説明会を取っておく理由はここで、業界研究のために使うのではなく、今回の冒頭で述べた特別に必要とする人物像を調べる(企業研究をする)際に、説明会の質問が使えるから。

 

●どんな質問がいい?

若手社員相手に「先輩の社員さまの仕事ぶりを見て、すごいなと思った具体的経験を教えてください」とかでいいのでは。ストレートに「この業界に特有の必要とされる能力ってなんですか」とか聞いてもいいんだろうけど、ノーマルな答えが返ってきそう。それはそれでいいのかな。

 

●業界はどれくらい絞るといい?

3くらい。これ以上はたぶん準茶番ゲー。経験則だからわかりませんが、同じような能力を求める業界で、かつ同じような人物像を求める企業を複数受けるようにすればあまり問題はないです。

 

 

●ESを書くためって話はどこ行ったよ

次で書きます。

 

 

まとめると

・自分を必要とする業界を探せ!(自分が行きたい業界を探すのではない。あるならもういいけど)

・足で探せ!

 

●やりたいことないのにここまでのことできるわけないじゃん

ごもっともです。でも、内定は一応欲しいならやりましょう。これでもそこそこ効率がいい方です。前回参照したブログを読めばわかります。

ついでに言っておくと、一番効率がいいのは「やりたいことがあって、そこに適性がある人」の就活です。やりたいことのない私たちはそれより多少効率悪いです。

 

●マインドセット(意識)作りどうやるねん

「おれ、つよい。こうりつ、じゅうし。めんせつ、うける。ないてい、すぐでる」

と毎朝起きたら唱えます。移動中も唱えましょう。

私はどうしていたかというと、「休むときは休む」を心掛けてました。早めに始める利点もそこにあって、春休み中なら息抜きしやすいわけです。気分的な余裕をもってやることが大事です。めんどくせーと思ったら説明会ブッチしてもいいんですよ(私も大手のをブッチしましたが、もともとやりたいことなんてないんだからダメージが少ない。仮にダメージがでかかったとしたら、やりたいことがみつかったのかもしれません)。

 

●おれ、つよい。ほんと?

能力適性から業界を選ぶと実際、「おれ、つよい」わけですからそこの不安はなくなりますよね。あとは企業ごとの人間適性で合否が決まるのみです。(ES・WEBテ乗り越えればですが)

これが能力推しした理由です。あなた、つよい。

 

では次。

 

3.2:企業研究

これは業界を絞った後にやることです。

 

●企業から絞るのダメ?

能力から企業を選ぶのは難しいです。できるならいいですが、そこそこ茶番ゲーになります。やりたいことがある人なら企業から選ぶパターンはよくありますけど。

 

●ESを書くため、だっけ?

イエス。そのまえに企業を絞らないといけない。企業絞らないと同一業界内ES乱射魔になるだけです。

 

●どうやって企業絞るんねん。

・金(待遇)

・社風(説明会で人よさげじゃん)

・S○X(異性社員が魅力的かどうか)

これらは一例ですが、これだけは譲れねえってものを一つか二つ用意するといいです。

それ使えば絞れます。

 

●何社くらいに絞れればいいの?

業界の数にもよりますが、総数で最大20くらいですかね。

 

●譲れないものがないです。どうすればいいですか?

今までの人生で自分がキレた(キレそうになった)場面を思い出しましょう。その理由を考えてみてください。

たとえば、話してる相手がアホすぎてキレたとかだったら、頭がいい人の多い企業に行くといいです。

時間を守らない人にイライラするとかでしたら、もしかすると自分の時間を取られるのが嫌いなタイプかもしれません。相対的に残業の少ない会社を選びましょう。

すごく落ち込んだ場面とかでも大丈夫です。

 

●ネガティブな経験からだと、絞れないんだけど

ではポジティブな経験から。何をすると自分はクソ嬉しい・楽しいのかからですね。

クラブで出会った異性と盛り上がってファックするのが好きなら、金とブランド力です。

自分が楽しい・嬉しいこと自体が仕事に結び付くならそのままでいいですし、そうでないなら、そのためには何が必要かを考えて企業を選ぶといいです(時間・金・ブランド力・都市部にすむ、などなど)。ネガティブの場合も同じですね

 

●やっぱり絞れない。

適当に選びましょう。転職者サイトのレヴューを参考にして、ヤバそうな会社は除外していきます。私はこの方法もちょっとやりました。面接始まってからも絞れます(1次受けてからの辞退)。

すべり止めも忘れずに(業界中堅で)。

 

●絞れたぜ。ESの書き方教えろやオラ。

前回参照したブログ

syakkin-dama.hatenablog.com

を見てください。いくつか補足事項があります。

 

3.3:ESの書き方

突然ですが、

Q:あんまESって読まれてない?

A:WEBテと一緒に出すESは読まれてないことがそこそこある。

読まれてるか読まれてないかの判別方法

1.締め切りから合否連絡まで長い→読まれてる

2.ES通過後、本選考ESがある→読まれてない可能性が高い。面接では本選考ESしか使わない場合は特に。

3.本選考ESがない→面接で使うので読まれる

 

●読まれてないESってどうなるのさ。

学歴フィルター、WEBテボーダーと一緒に文字数ボーダーで判断されてます(たぶん)。ただ、おそらく、文字数越えてるやつをランダムに何割か取ってきて読むとかはやってると思います。

 

●読まれないなら適当でいい?

そこそこ。でも読まれる会社もエントリーしてると思うので、その練習のために書くとよろし。

 

●論理的に書けばいいんだよね

イエス。端的にかつ、論理的に。加えて多角的に書けると尚いいです。

 

●書くネタがないです。

自己分析で具体的な能力を見つけたからそれ書けばオッケー。

 

●「将来の自分はどうなってるか」ってのには能力関係なくね?やりたいことないんだけどどうすんだよ。

選んだ会社の中期目標にそって、それを実現するのに必要な能力を手に入れるべく、何が必要か(環境とか)を考えて、それに打ち込んでる(or達成してる)みたいな話を書くとオッケー。キャリアプランをでっちあげろってこと。

 

●「困難を乗り越えた経験を教えてください」。ないです。

デカい困難じゃなくていいですので、なんか書いとけ。

 

●小さい困難すらないです。

親友と喧嘩したこととか、バイト先にクレーマーがきたときの話やらを元になんか書きましょう。能力運用の具体的経験の例から持ってこれると吉。

実際に行ったことだけじゃなくて、こうしておけばよかったなあみたいなことも考えておくといいかも。

 

●それ、どうやって考えるの?

困難→困難のもっともきついところを探す→なぞそのキツイとこが起きたのか、原因を考える→根本原因を探し当てる→それの解決方法を考える

って流れでやる。自分がなぜそれをしたかも書いておくといい。

 

●嘘つきたくないです

私も嘘を書いたことはないです(実際に困難にぶち当たったことがある)。でも、ほかの設問に関しては小さなことをやたら大層に書いて通ってます(実際にやらなかったことは書いてないけど、なぜそうしたかみたいなのを論理的に段階を踏んで書きました)。

 

●「チームで活動した経験」なんてねえよ。

友達と遊びに行ったことでもチームの活動になる(3人以上なら)。三人以上で一緒に何かやった時のことを書いてください。上手く書く方法は、今まで書いてきた分析手法を使って、参照ブログの形式で並べることです。

能力運用の具体的経験の例から持ってこれると大吉。

 

●「自分から起こした行動」なんてねえよ。

小さなことを探すんだ。手を動かせ!

能力運用の具体的経験の例から持ってこれると最高。

 

●志望動機・就活の軸についての質問はどう書けばいい?

就活の軸は業界・企業の絞り方をそのまま書く。それらに理由づけをちょろっと加えるとモーマンタイ。

志望動機もだいたい同じ。加えて、その企業の推してること(中期経営計画やらIR情報を読むとわかる)と自己分析で出した能力を結び付けておけばオッケー。「御社の目標達成に貢献できると思い~」って感じ。

面接で突っ込まれても、能力を分析した際の流れを話して、それを活かしたいんですっていうと固い意志に見える。「なぜ活かしたいの?」って聞かれたら、自分の能力を分析したときに使った具体的経験の話をして、最後にそれが嬉しかったからってつければいい。「なんで嬉しかったの?」って聞かれることはない。「自分はそういうことに喜びを覚える人間だからです」しか答えにならないからだ。

 

●マジで通るの?

いける。文章の形式の論理性と、内容自体の分析の深さがあれば大丈夫です。

 

●コピペしていい?

10社くらいはコピペせずに書くといいです(内容が重複しても)。なんでかっていうと、論理的にまとめる・ちゃんと分析をする練習になるから。ES読まれてなくても、1次で話すことのネタになるし。

 

●本選考ESも同様?

考え方は同様。企業が求めてることを念頭に置いて書かないといけない場合もあるけど、志望動機のパターンと同じ。

 

●企業に合わせて書くのってそこそこ茶番じゃね?

イエス。本来ならこれからもっと茶番になる。このやり方だとここいらが茶番度の頂点。

 

●なんで?

経験のところに嘘を書いてないので、志望動機以外に演じる必要がないから。

つまりは過去については演じる必要がなく、未来については過去・現在(ホントのこと)を元にしてちょっとだけ演じる。

 

●ESに自分の人物像のこと書いていいですか?

企業の求めている人物像に合ってるならぜひ。それ以外は能力だけで書いた方が無難。「能力+それを活かすのが好き」で人間性は出る。

 

では今回はこれぐらいで。

 

やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法①~WEBテ・自己分析(の途中まで)編~

はい。お久しぶりです。

就活終わったので体験記でも書くかと思って筆を執った次第です。

私個人の話を特定を避けつつ細かく書いても、あんまわかりづらいので、なるべく一般化した形で話をしていこうと思います。

その方がもしかすると人の役に立つかもしれないですし……。

 

ということで、

「やりたいことが特にない大学生向けの就活を乗り越える方法」

みたいなテーマでやっていきますよー。

 

0.1:就活のそもそもQ&A

まず、就活を始める前にだいたいの人が抱くであろう疑問について簡単に触れていきます。ついでに本エントリーの対象とかにも触れる予定。

 

●就活は茶番?

はい。そこそこ茶番です。ただ茶番度の上げ下げは任意にできます。大手とかに大量エントリーすると茶番度は跳ね上がります。

今回話していくのは「茶番を避ける就活の仕方」についてです。

「茶番を乗り越える方法」については

syakkin-dama.hatenablog.com

ここに詳しいです(たぶん。私は茶番してないから予想にすぎないけど)。あとESの書き方の基本がわかりやすい。ちらちら今後も参照するかも。下手に就活本買うよりいいと思われ。

 

●就活の流れってどんな?

(インターン→)説明会→プレエントリー→ES提出・WEBテ→ES通過発表→(本選考ES→)→一次面接→二次面接→……→最終面接→内定

 みたいな感じが基本です。グルディス(GD)はだいたい一次面接に来ますね。総面接回数は3~4が相場。

インターンとか一応入れておいたけど、やりたいことがない人は行かないと思うので省いて書く予定。

 

●私たちのやるべきことの流れは?

上の流れはだいたいみなさんご存知ですよね。たぶんこっちを知りたいはずなんだろうけど、「人によりけり」が答えになってしまいます。一応は

WEBテ対策(並行して説明会)自己分析(1)企業研究(1)ES自己分析(2)企業研究(2)面接

みたいな感じ。自己分析と企業研究に(1)と(2)がありますが、やるべきこと・できること・目的がそれぞれ違うので。これも後で詳しく述べます。(カラフルにしたら見づらいですね。以後気をつけます)

 

●やりたいことがなくても就活できますか?

できます。論理性で面接官を殴れば勝手に二次までは通る。三次以降は少々キツイので、茶番(演技)が微量に必要な場合も出てくる。

 

●面接が苦手なのですが、大丈夫でしょうか。

論理性と殺意をもって臨めば大丈夫です。論理性はどこででも最強。ESでも使えます。グルディスもたぶん同様。

 

●学歴フィルターはありますか?

あります。でも諸条件をクリアでき、かつ、運が良ければいけることもあります。(私は就活中にMARCH・関関同立未満の偏差値の方には出会いませんでしたが、学部によって偏差値は違うので、フィルターはそこそこ曖昧なはず)

 

●院生・理系学部生は強いですか?

基本的に強い。理由は論理的に話を組み立てられる訓練を受けてきてるから。加えて学歴・理系フィルターが発動する。(理科大の人とか見かけたけど、なんであそこはなめられ気味なのかわからない。あそこは結構ゴリゴリ教育してるから企業戦士向きで、それを知ってる会社は採りたがるはず。という愚痴)

 

●お前の就活はどうだったんだよ

エントリー11社(内定2、選考途中辞退4、選考落ち3、ES・WEBテ落ち1、ボスコン落ち1)。4月中に就活終了。

 

こんなもんですかね。では本題に入っていきましょうか。

ひとまずは記事の目的と対象をまとめておきます。

 

0.2:本記事の目的と対象

目的:やりたいことが特にない学生が楽して、効率よく(茶番を回避して)就活を終える方法を示す

対象:やりたいことがない学生(主に文系学部生。私も一応文系)

 

目的のところで注意しておきたいのは「茶番を回避する=大手に大量エントリーはしない」というところです。

 

にした流れ図もどきにそって説明していこうかなと思います。

今回はWEBテ対策と自己分析まで。(希望的観測)

 

1:WEBテ対策

説明会行きながらWEBテ対策ってどういうことよって思うかもしれませんが、ぶっちゃけその段階(3/1~)から始めるのは遅いです。特に文系の人は。2月から始めてください、と本心では言いたい。

だけれども、効率よく就活を終えるってのが目的にあるので、3月からでもなんとかなる方法を教えましょう。

数学だけやれ

はい。これで終わりです。だいたいエントリー期限が早いとこ(ベンチャー外資)でも3月の下旬ですから、数学だけゴリゴリやれば間に合います。

ちょっとだけ茶番するにしても、3月からでもたぶん間に合います。なぜならば、エントリー期限がだいたい4月の半ば以降だからです。

 

●数学ができないんですが><

やれ、としか言えませんが、受けるテストによってそれぞれの数学について対策法がありますので、紹介しておきましょう。

まずは種類です。よく使われるテストは3つです。

SPI(テストセンター受験)

玉手箱(自宅受験)

TG-WEB(自宅受験)

自宅受験の二つに関しては秘儀・答えを見ながら友達と解く、というものが存在しますが個人的にはお勧めしないです。(理由は個人的なもので、対策してれば通るものに白旗上げる人間はどうかと思うから)

 

では対策法

SPI

問題のレベルは中学受験レベル。あなたは大学生です。できないとまずいレベルです、基本的には。今できなくても量をこなせばできるようになる系(パターン覚えゲー兼慣れゲー)なので物量で勝負です。

ただ、TG-WEBで出る推論問題とかいうのが出ることもあるので、これは特別な対策が必要かもしれません。

 

玉手箱

タイプが二つありますが、頻出する図表の読み取り問題について述べます。

図表から割合などを求める問題です。これは電卓を使ってよいものになってます。

何を見ているのかというと、単純な処理能力です(つまりは慣れゲー)。なら誰でもできるよねって思ってしまいがちですが、時間内に完答してノーミスはほぼ不可能です(時たま化け物がいる)。また、そこまでの処理スピードに持っていくために練習を積むのは、就活を効率よく終わらせるという観点からすると、なしです。コスパが悪い。

ではどうするか。

実はこの試験、完答がきついことからわかるように、ボーダーが7割程度になっているのです(体感)。なので、時間内に8割解ききって、誤答がほとんどないようにするということを目指せばクリアできます。(私はこの方法で突破率100%です)

まれに、ボーダーがクソみたいに高いとこもありますが、それはまあ、頑張ってください。普通の企業は高くてボーダー7割です。(低くて5割くらいかな)

 

TG-WEB

悪名高き推論問題がでます。これもじつは覚えゲー8割です、頭の柔らかさ2割。これには最適な本があります。

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この本に加えてTG-WEBの参考書も一冊ちょちょいとやれば8割は取れます。見たことないタイプの問題が出たら、一問にかけられる所要時間めいいっぱいかけて考えて、それでもできなかったら適当にクリックして次に行きましょう。

なぜ8割は取れると言えるのかというと、パターンがSPIよりも限られているからです。覚えゲー。別の会社のWEBテで前に見た問題が出るとかザラ。やれ、覚えろ。体に染み込ませるんだ。

TG-WEBのボーダーわかりません。たぶん6~7割くらい。

 

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●なんで数学だけでいいんですか?

これは私の実体験なのですが、某外資企業を受けた際に、英語3割、数学満点で通りました(TG-WEBで、国語もありましたが、並のはず)。「外資なのに英語3割とは??????」って気分になりました。たぶん主に数学しか見られてねえのですよ。

また、国語(文章読解)に関しては文系対象にしてるから問題ないでしょって思ってるのもあります。読むスピードを上げるためにチョロっとやるのは必要ですが。

恐らく文章読解問題は、「あってたら1点。その他選択肢を選ぶと0点」という採点ではありません。理由としては非常に短い文章と設問では解釈が定まりにくいためですなので、選択肢がa~dとあった場合、「aは2点、bは1点、cは0点、dは-1点」のように傾斜配点されてると思います。この場合、dを選ぶやつは人としてヤバい、みたいな問題になってるはずです。

 

●SPIの国語って熟語とかでるんですよね?やんなくていいの?

不安なら移動時間とかにちまちまやりましょう。文系なら語彙力はそこそこあるはずですが、万全を期すのはいいことです。

あと、玉手箱とTG-WEBは読解問題しかありません(記憶が正しければ)

 

●数学やり終えたら何やればいいの?

SPIなら構造把握。これもおそらく傾斜配点。というか、これは数学と並行してやってほしいレベルだけど、参考書が一冊しかないので特にやりようがない世界線です。

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●ボーダーとか気にする理由は?

効率よく(以下略)のためにはボーダーを越えさえすればいいので意識しています。基本的にWEBテは足切りのためのテストですので、ボーダー越えてれば特に問題ない。取れてるに越したことはないけど。

余談ですが、基本的に能力検査はWEBテと一次面接です。後者は足切りのためじゃない場合もあるのでちゃんとやりましょう(だいたい論理性を見てる。論理性つよい)

 

●SPIのボーダーは?

ボスコンを受けろ、以上。

というのは冗談ですが、正直に言えばよくわからないというのが私の現状です。ただ熟語ガバガバでも数学良ければボスコン以外は通ります(商社は出してないから知りません)。これどうやら偏差値?で云々してるらしいですよ。気になる人はググって。

問題自体は構造把握以外簡単なので「気持ち8・9割とれたかな?」を目指しましょう。その場合、結果はだいたい7・8割に収束してるのでボーダーは越えてるはず。

 

●英語は?

ごめんなさい。3割です。でも数学ができれば通ります。SPIで英語使うところはたぶん英語できないと落とされますので、勉強してください。センター英語の問題集とか結構役に立つらしいです。

 

●理系はどうすればいい?

やることはあまり変わりませんが、数学でちょっと楽できる分を他に回してください。(ES書くと、説明会行くとか、国語やるとか)

 

●お前はそれで成果を出せたのかよ。

9/11通過です(ES込)。手を抜いて8割打者なら上出来でしょう。

 

 

長くなりましたがWEBテ対策終わり。まとめると

・数学をやれ

・ボーダーを越えればいい。満点を取る必要はない。

覚えゲー・慣れゲー

・数学をやれ

・構造把握もやっとくといいよ

 

では次

 

2:自己分析(1)

巷では就活キーワードで

「深堀り」「就活の軸」

みたいな言葉が使われてますが、これらに関係あるのが自己分析です。(「軸でケツを深堀りでもしとけ」とか思う人は茶番に向いてないです)

 

●そもそも自己分析って何?

ざっくり言うと自分を客観視しろってこと。

 

●客観視できても意味なくない?就活でどう活きるのさ?

意味もなく客観視しようとしてるから意味がないものになる。その結果、活きない。

つまりはちゃんと目的をもって(意味づけをして)自分を客観視しましょうってこと。

 

●どうやってやるの?

目的による。

カラフルな流れ図で、自己分析に(1)と(2)がありましたが、それらは目的が違います。だから分けました。(1)の目的は業界を絞るため・ESを埋めるためです。で、そのあとにくる(2)は面接用です。ただ、(1)は(2)の下地になることを注意しておきます。(ここらへんはたしか貼ったブログにも書かれてたはず)

 

●業界絞るために自己分析?

やりたいことがない人間の大半はやりたいことがないという理由から、大手に大量エントリーして、茶番で死にます。それを避けることが目的なので、業界はまず絞らないといけないですよね。

で、やりたいことがない、いわゆる「就活の軸」がない状態にあるわけですから、やりたいこと以外の側面から自分を客観視しないといけません。やりたいこと以外のことってぱっと思い浮かびにくいじゃないですか。だから自己分析が必要。(たとえば車が好きな人はそれだけで軸として通用し、自動車業界や関連産業に絞れるでしょう)

 

●ほかの側面って何?

いろいろあると思う。私が用いたのは「自分のできること」で分析するやり方です。

「できること」→「向いてること」or「適性のあること」となり軸として使えるから、というのが理由。(「やりたくないこと」「できないこと」の余事象から業界を絞るとたいてい茶番化する。絞りが甘くなるから)

 

●分析ってどうやるの?

これについて話すと6000字超えるので次回。

 

長くなったので一旦終わり!!

たぶん続きます。