感想 アダルトゲーム『CARNIVAL』

お久しぶりです。おはこんにちこんばんは、かとうです。

 

今さっき

CARNIVAL (ゲーム) - Wikipedia

をやり終えたので、やりたてほやほやの感想をつらつらと書こうと思っとります。

 

私がやった瀬戸口さんのゲームとしては二作目ということになり、小説を入れると三作目。この前、小説のpsycheを読んだので。(CARNIVALの小説も読みたいけど、入手困難過ぎてゲロ吐きそう)

 

以下、ネタバレを含むかもです

 

 

 

 

 

主要な登場人物は三人でしょうか。泉ちゃんはかわいかったけど外してですグヘヘ

何の話だったかというのを自分なりに簡潔に述べると「踏み出せない幼い男女がたまっていたものを一気に吐き出してしまった」話ですかね

こういうとなんだそれって感じなんですけど、幼いからでこそ踏み出せないんですよね。

個人的な話になってしまいますが、自分は登場人物の二人が思っているように、幼いときはどんな世界が汚く見えてもどこかに美しいものがあって、それさえあれば世界は十分なんだと思ってました。世界ってのは人間社会に置き換えてもいいのかもしれませんし、もっと狭く人間関係としてもいいでしょう。「アイツ気に食わないけど、時たまいいことするし、なんだろなぁ~俺が敵意を持ちすぎなのかなぁ~?」みたいな。

汚い部分に対しては自分を抑えないといけなくて、踏み出せないわけです。主人公たちみたいに。ただそれは溜めれば溜めるほど、どうにもならなくなっていって…(辛い)

なんというか、瀬戸口さんの作品は閉塞感みたいなのが個人的にあって、すごく世界が狭く作られてる気がします。舞台自体はおっきかったり、普通くらいだったりするんですが、話自体は主要人物のアタマの中にある感じがすごくするんです。それが最後に開けていくというか、なんというか。(psycheは違ったけど)

その原因の一つは視点の移動が、悩みを持つ二人のうち、悩みのベクトルが外に向いてる人の話を終えてから、それが内側に向いてる人の話に移るからなんですかね。それに後者はある種共感しやすい、誰にでもありそうな自己嫌悪みたいなものを抱えていて。悩みの種自体は普通のものじゃないですけど。

もう一つは自分語りの多さでしょうか?ただ、後者の話はストーリを追いなおす、もしくはある程度終わりに近づいているからか、その頭の中にスッと入っていける。そんで共感してバーっと救いがある。その救いはそんなに大きなものじゃないですけど、でも、救いがあること自体が大きいと私は思ってます。美しい部分もあるんだなと。

 

感想はこんな感じです。ノベルも読みたいよおおおおおおおおおおおおおお(放尿)

感想 : swan song

こんばんは、お久しぶりです。今回はゲームの感想を

 

SWAN SONG - Wikipedia

 

正午くらいから初めて今9割方終わりました。CGが1個残ってて白目向いてます。

テキストをほとんど飛ばさずにオートでやっていたので映画を見ている気分でした。16時間もかかってしまったので映画というには長すぎますが。

以下、ネタバレを含むかもしれませんので苦手な方は読まれないことをお勧めします。

 

 

最初の方はメモを取りながらやっていたのですが、思っていたより長くて途中であきらめてしまったので、悪い意味で適当なことを書くかもしれません。

 

雪、極限状態と聞くと、私は幼いころに見たアンデス山脈での飛行機墜落事故の映画を思い出してしまいます。あの映画でも倫理的なところは問題になってましたし、まあいろいろと

そういうところについて御託を並べられるほど私に知識はないので、感想だけを述べようと思います。

先にメモを取るのをあきらめたと書きましたが、理由はもう一つあって最後の方はキャラクターに感情移入してしまって…それくらい個人的には描写がよかったです、いろいろと

一周目のルートが私は一番好きでした。終わり方がタイトルの通りのswan songだったと思います。司は真ん中あたりでも「いびつな方が人間っぽい」みたいなこと言ってた気がしますが、それが素晴らしいんですよね。妙子ちゃんも祈りかなんかについて話してる時にそんなこと言ってた気がします。なんにせよラストは鼻水だらだらでした。

ふと思い出したのですが、「オーケストラが死ぬ」ってどういうことだったんでしょうか。私にはまだわかりません。もしかして戦い切ったってことなんでしょうか。

ラスト以外にグッと来たところは、院長のところや、タノさんの…死ぬとこばっかですね…

 

一応、真面目なことも書いておくと、結局はいびつな集合ってことにまとめられる気がします。

集合とその要素ってものがあって、僕らは要素なわけですが、それだときついから集合を作る、しかし集合を作るには何かしらのルールが必要なわけです。人間の集合は内包的なものなのか、外延的なものなのかという感じでしょうか。前者はルール、後者はいびつなものでしょう。数学じゃないんだから。

ただ、そのいびつさを僕らはよくないものだと思ってしまう。それで要素か内包的のどちらか両極端になってしまうのでしょう。途中途中で出てくる黒い影の人、サラリーマンやエスキモーかまくらお兄ちゃんとかは要素に偏りすぎたのでしょうね。

これは各個人の思考にも適用できるのかもしれません。何かまとまったものがないと落ち着かない、一色に染まってないといけない。そう考えちゃうのが内包的で、要素は場当たり的な感じです。ここら辺は私もまとまってないのでテキトーですが。

 

そんなこんなで書きたいことはまだまだある気がするのですが、眠いので寝ます。

 

『攻殻機動隊 arise - border 3 : ghost tears』の感想

こんばんは。先日ariseを見てきたので感想をば

ネタバレをおそらく含むと思うので、苦手な方は見ない方がいいかもです。

 

 

さて、感想を書くと言ってたはいいものの、今回の話はなぜか、特に感想がないのです。

すごく不思議なんですけど。

見ている最中で話が大体予想できた(一緒に見に行った友人もそうだったようです)せいかもしれません。よくあるスパイ物の恋愛ストーリー?みたいな感じだったので。

今まで攻殻機動隊シリーズであまり素子の恋愛が描かれてこなかったのでそういう意味では新鮮ではあったのかもしれませんが、アニメ版の二期でそういう話は一応あったんですよね。(ホセとクゼってなんか名前似てますね)

肉体と義体の違いについての話として見ようにも、それについての描写が少なかった気がします。あることにはあるんですが。なんというか全体として薄味だった印象です。

 

ただ、今回も記憶の改ざんの話が出てきます。

前二作でも出てきましたから、もう全編通して、記憶の話としていいのでは、と個人的には思ってます。

そこで気になったのが、このariseが明らかにパラレルワールドを舞台にしてる点ですね。これってある種の記憶の改ざんなのでは…とか。まあそんな夢オチみたいなことはしないと思いますけど。

 

まあそんなこんなで、次回に期待です!