20230226の日記 ーレズビアン小説、シャンプー、古着、ジュネー

離脱症状の頭ピリピリがだいぶ落ち着いてきたが、反対にめまいがするようになってきた。

 

今日は朝7時半くらいから喫茶店に行き、小説を読んで、書く小説のネタ出しをしていた。このあとから書き始めようと思う。

読み終わった小説は中山可穂の「白い薔薇の淵まで」だった。端的によかった。レズビアン小説をはじめて読み、20年前に書かれたものにも関わらず、今現在でも共感を呼ぶようなすばらしい話に出会えてよかった。ラストでは目頭が熱くなった。

何がよかったのかというと、純粋なエロスとアガペーが両立していたところだろうか。上手くまだ言葉にできない。高尚なことを言わないのであれば、読んでいる最中に、自分の恋人が恋しくなったり、いとおしくなったりした。触媒のように、人の心に愛情や恋慕、性欲を誘発する小説なのだ。レズビアン小説なのに。性別は関係ないということかもしれない。

 

10時過ぎに横浜へ行き、いつも使っているシャンプーを買った。コスメキッチンにしか置いてない、かつ、在庫がいつもすくないので入手しに行くのが億劫な反面、オールインワンシャンプーという使い勝手の良さに惹かれ買ってしまう。ちなみに、ジョバンニというブランドのメンズシャンプーです。

同じラインのクレイワックスも出ていて、シャンプーの匂いが好きなので併せて買ってみた。ホールド感はふつうで、匂いが抜群にいい。これでセットした日は香水要らずだと思う。唯一の問題点は値段がすさまじく高いことだ。こんな値段のワックスはじめて買った。

 

その後、古着屋で服をディグった。横浜に行くとディグりを避けて通れない。

Closedというブランドのウールコットンロングドライバーズニットと、ラングラーのネイティブ柄ロングシャツを購入した。この古着屋ではニットは傷ありのものが多い。例えば解れていたり、穴が開いていたりである。しかし、今日買ったニットはもともとのものがいいおかげか、難がなかった。シャツについては最近はまっているターコイズだったので即決してしまった。

 

帰り際に書店に寄り、ジャン・ジュネの「花のノートルダム」を購入した。きっかけは、「白い薔薇の淵まで」でジュネへの言及があったことで、部屋に「泥棒日記」が未読のままあるはずだがどこに行ったのやらだし、同じ本を買い直すのはしたくないのでこの作品を選んだ。いつ読むのだろう。想像していたより分厚くて困る。

 

では小説を書き始めるよう。