ZHIEND『ECHO』の感想というか和訳的なもの、そのいち

こんばんは、待ちに待ったZHIENDのアルバム『ECHO』が発売されました。

発売を記念してじゃないですけど、適当に一曲ずつ和訳と感想を書いていこうかなと思ってます。

 

今日は一番気に入ってる曲、#9『Adore』で!!

 

 

まずは和訳を(英語詞を意訳)

 

独りがいい、そう思ってたし、そう思ってきた

君に会うまでは、でも何もかも全部変わっちゃったんだ

 

誰かしらを愛するなんて意味がなくて馬鹿げてるっていっつも思ってたの

裏切られるって知ってたからね

 

月明かりはまぶしくて、君がどこにいるのかわからない

ああ神さま、あの人をどこに隠したのか教えて、ねえ

 

君の頬の傷が大好きで、笑う時のえくぼも

君じゃない誰かの匂いがする襟元も

意味もなく喧嘩した日々がいとおしくて

愛し合うことで傷をなめあってたあの朝が懐かしい

 

他人のことを気にしすぎてぐちゃぐちゃになって

二人で来世は猫ちゃんになりたいよ

 

突然、電車のベルが鳴って、私は置いてきぼり

空になったプラットホームで私は独り立ち尽くす

 

君が吸ってたタバコの銘柄を私も好きになって

私より広い君の歩幅も大好きで

つまらないなんて言いながらも、君が夢を語る時間が恋しくて

あの過ぎていく退屈な毎日が懐かしくて

 

起きちゃうの?私はまだ眠いよ

しょうがないなぁ、眠気覚ましのコーヒーを淹れたげるから、もう一度……

 

すんごく怖い夢を見てたみたい、何もかもが手から離れていっちゃう夢

寝直そう、君の腕に寄りかかって、ギュッと……

 

君の頬の傷が大好きで、笑う時のえくぼも

君じゃない誰かの匂いがするシャツも

意味もなく喧嘩した日々がいとおしくて

君がいつもピッタリと私のそばにいてくれてた、あの時間を愛してた……

 

 

意訳しまくりですが、こんな感じですかね。文法的にようわからんとこもありましたが大目に見てくださいな。日本語詞と見比べてみたらちょっと違って面白いですね

 

感想っすね。失恋した女の子の曲として聞くとすごくいいです。いい。すごくいい。

曲自体もこのアルバムの中ではストレートというか、普通にロックです。チョイ昔の青春パンクっぽさがある気がする。それのガールズバンド版みたいな。

日本語詞で聞くと岩沢さんがラブソング歌ってる感じがしてヤバいです。

英語も日本語も両方とも歌詞にありますが、「他人の匂いがする襟元」っていいですね。クズ男を好きになってしまった感じなんでしょうか。そうすると「私の傍にいてくれていた」ってのがうむむ。

 

次回は『Heavy Rain』で

 

『心が叫びたがってるんだ』の感想

おはこんにちこんばん順

 

アニメ映画、『心が叫びたがってるんだ』を見てきたのでちゃちゃっと感想を。

ネタバレはたぶんあると思うので見てない方はご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

成瀬順に罵倒されたい。

 

 

ソファーに寝転ぶ成瀬順の足と尻がよかったのであそこら辺に存在する空気になりたかった。

 

 

 

青春してるなーって感じの話でした。自分の青春時代を振り返ってもにたようなかんじだったなと。成瀬順はいなかったけど。

 

一番よかったのは成瀬順の豹変っぷりというか、ナイス罵倒でしたね。いや、ほんとに。

私は騙されてたんだなと。最序盤の描き方だと、(幼女)順ちゃんは子供らしい感じのおしゃべりとして描かれていて、なんでしょうか、悪意とか善意とかそういったものがまだない、その前の状態でおしゃべりをしているわけです。というか、そういう風に私は見てました。

まあ、そのまま、ある種、純粋なまま育つなんて無理な話で、悪い意味で自分のために黙ってしまったってことなんでしょうね。最初の意図はそういうものじゃなかった、もしくはそう意識してなかったとしても、高校生になった時点ではもう変わってしまってたと。このことに気が付かせてくれた罵倒に感謝です。いい罵倒でした。罵倒のおかげです。

高校生順ちゃんも私をうまく騙してくれました。あんな表情に気持ちがでて、身振り手振りが子供っぽくて、か弱くて、ね。

で、あの罵倒ですよ。あれは子供にはできない罵倒です。善悪を弁えてないとできない罵倒です。いい罵倒です。

ほかのキャラクターについて話そうとするなら、みんな高校生らしいというか、順ちゃんもそうなんだけど、特にいうことが見当たらない。あ、坂上君はあとで屋上に来いよ。

 

こうやって大人になっていくんだなぁ(なっていったんだなぁ)……なんて思いながら、電車に揺られて家に向かいました。大人になりたくねぇ。

 

短い感想になっちゃいましたが、面白い作品でした。いい罵倒でした。

 

 

 

お久しビンビン

肌寒くなってきました、おはこんにちこんばんは。かとうです。

 

すっごく久しぶりの更新です。

 

タブッキの新刊が出てたので、それについてもちょっとしたらブログ書きたいなーとか思ってます。

タイトルのイザベルってタブッキのほかの作品にも結構出てくる名前なんですよね。あと、登場人物の既視感がビンビンなんです。タブッキとしては作家の円環を閉じにかかった感じなのかもしれないですが、今までの作品の内容を忘れてた私としては意味わからんちんでしたよ、ホント。

レクイエムの続編って言い方がどこかでされてましたが、軽く読み返してみると最初のシーンがレクイエムの7章とかぶってるんですね。ほえー。どういう意図があるんですかね。

そこらへんも含めて記事をいつか、いつか書きたい。

 

それでは~